コラム

体の冷えと鍼灸

2024.08.15

こんにちは。はり灸・よもぎ蒸しルメリアです。今回は、現代社会で多くのかたが抱えるお悩みの一つである『冷え』についてお話ししていこうと思います。

冷えの種類

冷えには様々な種類があります。

一般的には手足の未端が冷える『末端型の冷え』が挙げられます。

他にも手足はあたたかいのに体の中が冷える『内臓型の冷え

腰・お尻まわりの筋肉が凝り固まって起こる『下半身型の冷え』、

冷え性による不定愁訴(ふていしゅうそなどもあります。

これらの冷えは、血行不良や自律神経の乱れ、ストレスなどが原因とされています。

なぜ鍼灸が良いのか

鍼灸では、施術中から施術の後まで血流がよくなり体の内側から末端まで温めることができます。

またその効果は長く続きやすく、継続的に刺激を入れることで更に冷えのお悩みの改善を目指すことが期待できます。

冷えに種類があるように、それぞれ原因や冷えの感じかたも異なります。そのため、お身体の状態に合わせて鍼・お灸を使って施術を進めていくことが大切です。

 

その不調は冷えが原因?

冷えというと、手足の冷えでお困りのかたが多いなか、その他にも冷えが原因の不調も沢山あります。

例えば冷えによる腰痛肩こり、冷えによる生理不順不妊症などが挙げられます。

特に冷え性による不定愁訴(原因がハッキリしないけど何となく調子が悪い)は、自律神経を整えることで症状の改善が期待されます。

おすすめのツボ

簡単なセルフケアとして、おすすめのツボをいくつかご紹介していきます。

おすすめのツボとしては、まず「三陰交(さんいんこう)」が挙げられます。このツボは、体の冷えを改善し、血行を促進する効果があります。

次に「労宮(ろうきゅう)」も効果的です。このツボは体の内臓の働きを活性化させ、内臓冷えや冷え性による不調を改善する効果が期待されます。

最後に「神門(しんもん)」もおすすめです。このツボは自律神経のバランスを整え、ストレスや緊張を緩和する効果があります。

お灸でのセルフケアもおすすめです。

前回のブログでお伝えしたツボも冷え性の女性にとてもおすすめのツボです。よろしければ合わせてお読みください♪

https://www.harikyu-rumeria.com/news_all/column/186.html

 

冷えに悩む皆さまに、はり・お灸はお役に立てます。是非、鍼灸の施術も検討してみてください!

鍼灸治療は、冷えの改善に効果的です。鍼やお灸を使用して経絡を刺激することで、体内のエネルギーのバランスや流れを整え、血液循環を促進することができます。また、ツボ刺激によって、体温調節や免疫力の向上、ストレスの軽減なども期待できます。